競馬予想 第47回 アルゼンチン共和国杯 (GU)
天皇賞(秋)の翌週。天皇賞に出走できなかった馬(賞金不足)と、出走権がなかった馬(平成19年までのセン馬)、そして2000Mでは距離不足という馬が出走してくる。したがって「前走が京都大賞典」という馬が多くなるが、京都大賞典の最先着馬は〔2・0・2・6〕。
京都大賞典はスローの上がり勝負(過去10年のレース上がり平均34秒2)になるが、アルゼンチン共和国杯は35秒6(中山開催時を除く)。レースの質が違う。
GT路線から外れた東京の長距離ハンデ戦らしく、前走が1000万〜1600万だった馬が9連対。過去の実績はまったく不要。ただし、前走が2000M以下の1000万〜1600万だと〔0・0・1・10〕。前走、芝2200〜2400Mの1000万〜1600万で1〜2着だと〔5・4・1・5〕だから、かなり違う。
トップハンデは〔1・1・1・9〕とかなりの不振。京都大賞典好走馬が不振で条件戦上がりの馬が活躍していることが、ここにも表れている。
これと連動するように1番人気も〔1・2・1・6〕と不振。馬連万馬券は10年で1度だけだが、順当に収まる方が珍しい。