競馬予想 第43回 クイーンC(JpnV)
連対20頭中11頭は2勝以上馬。つまり9頭は1勝馬だったということだが、1勝馬9頭中6頭はサンデーサイレンス産駒。サンデー産駒が不在となった2007年は1〜3着がすべて2勝馬であり、今後は1勝馬の台頭が減る可能性はある。
3勝馬は[2・2・0・2]。着外2頭は芝1600M以上の経験がなかった馬で、連対2頭には経験があった。「実績上位馬」の取捨基準は距離経験の有無ということになる。
全体をみると、芝1600M以上の経験がなかったのは連対20頭中3頭。このうち2頭にはダート1着があった。若駒のレースでダート経験が距離経験をカバーする例は他にもある。
前走で菜の花賞に出走した馬が[4・2・0・11]。菜の花賞1〜3着馬は[2・1・0・5]と人気を裏切ることも多く、むしろ注目は菜の花賞を1番人気で負けた馬で[2・1・0・0]。
危なっかしいのは前走重賞好走馬で、前走重賞1〜4着だと[0・0・1・8]。前走が重賞なら5〜6着(3連対)の方がいいが、阪神JF5着馬は2頭とも1番人気で惨敗している。
関西馬は[2・3・3・43]で、勝率、連対率ともに関東馬に大きく劣る。勝った関西馬は2頭とも松田国厩舎の1番人気。期待値は低い。