競馬予想 第52回 京王杯SC(GU)
安田記念への主流ステップ。安田記念まで中2週となってから、京王杯SCの連対馬は安田記念で〔1・1・0・10〕だが、「高松宮記念の延長戦」ではなく「安田記念へのステップ」だということが重要。
昨年こそ高松宮記念1着馬が勝ったが、前走高松宮記念組は〔1・1・1・23〕。高松宮記念に限らず前走が1200Mだった馬は〔2・1・4・45〕で、前走が1600M以上だった馬は〔8・9・6・75〕。連対率で3倍近い差がついている。特に前走が1600Mの重賞だった馬が12連対と強い。
また、前走が1200Mなら「前走GTで4着以内」が条件になるが、前走が1600M以上なら前走6着以下から巻き返した連対馬が5頭いる。特に注目したいのが、「ダービー卿CT1番人気で3着以下だった馬」で〔2・1・0・0〕。
関東馬〔9・4・7・72〕、関西馬〔1・6・2・53〕で、関東馬が圧倒的に強い。芝のマイル路線では調教より馬の素質がモノを言うので他のマイル路線重賞でも同様の傾向が見られるが、ここまで極端なレースは他にはない。特に藤沢和厩舎が〔5・0・1・9〕と抜群。「調教で鍛えることよりも馬の素質が重要なレース」だということがよく分かるが、人気で消えることも多い。