競馬予想 第15回 平安S(GV)
京都ダート1800Mは「外枠不利」で有名。1〜3枠[4・4・5・45]、4〜6枠[4・5・2・48]、7〜8枠[2・1・3・44]。なぜこのコースで外枠が不利なのかというと、第一はスタートから1コーナーまでが短く、外枠だと先手を取りにくいからだが、7〜8枠の連対馬3頭中2頭は「それでも先行できた」馬だった。
7〜8枠でも先手さえ取れれば好走できるわけで、したがって圧倒的に先行有利。4コーナー1〜2番手なら[6・3・1・12]。4コーナー3番手以内の馬が1頭も連対できなかったのは10年で2回しかない。
その「4コーナー3番手以内の馬が連対できなかった」年の勝ち馬はエムアイブラン、メイショウトウコン。父はブライアンズタイム、マヤノトップガン親子だが、この系統がとにかく強い。ブライアンズタイム系が1〜9番人気なら[4・2・1・3]。3着以下4頭中3頭は「9番より外」で、この系統の人気馬が内枠ならほとんど来る。
1番人気は[2・0・3・5]で、8年連続3着以下という不振。この8頭はすべてブライアンズタイム系ではなかった。
また、58〜59キロ背負った「実績馬」は[0・0・0・16]と3着もない。