競馬予想 第47回 京成杯(GV)
2000Mになってから8年間のデータをみると、まず連対16頭中10頭は1勝馬。「実績より素質が重要」ということだが、連対16頭中11頭はデビュー戦で負けていた。「新馬戦出走は1度だけ」というルールになって少し変化はなるものの、2000Mに適性がある「素質馬」は往々にしてデビュー戦ではズブさを見せて負けたりするものだ。なお、デビュー戦1着なら、次走1着または次走重賞3着以内が条件。仕上がりの早さでデビュー勝ちした馬ではダメということ。
「皐月賞の前に中山2000Mを経験させたい」という関西馬は減っているが、それでも〔7・4・3・17〕で連対16頭中11頭は関西馬。1頭しか出走しなかった昨年は3番人気で5着だったが、複数出走した時は必ず1〜2着に入っている。
デビュー戦で負けていても問題ない(むしろ負けていた方がいい)が、前回凡走はまずい。前走がGT(1600M)なら4着以内、2000Mのオープン(ラジオNIKKEI杯2歳S、ホープフルS)なら5着以内、それ以外なら2着以内が条件。
距離実績も重要で、連対16頭中13頭は芝1800M以上で1着があった。他の3頭は2000Mのオープン2着(1頭)と芝1800M以上未経験。経験がありながら好走歴がないとかなり苦しい。