競馬予想 第43回 札幌2歳S(JpnV)
まず重要なのは同距離オープン特別(コスモス賞)勝ち馬の取捨。[1・1・1・3]と特徴のない成績だが、コスモス賞のペース(1000M通過)で取捨の判断ができる。
1着は59秒8、2着は62秒9、3着は62秒1、着外3頭は64秒2、65秒6、66秒9。コスモス賞のペースが速ければ信頼できるが、スローだった時は消える。これはつまり、札幌2歳Sが「厳しい流れ」になることを示している。クローバー賞も同様で、1000M通過が61秒より遅かった時の勝ち馬は12、8着に終わっている。
キャリア1戦馬は2勝2着4回。厳しい流れになるので難しく、キャリア1戦で勝てるようならGT級(ジャングルポケット、サクラプレジデント)に育つ。
キャリア3戦以上馬が8連対で、うち5頭は6〜12番人気。この時期の2歳重賞ではキャリアが豊富だと嫌われがちだが、穴はキャリア豊富な馬があける。
牝馬は[0・3・4・19]と未勝利。他場の2歳Sとは比べ物にならないほど苦戦している。2着3頭のうち1頭はキャリア6戦、1頭はマイネ、もう1頭はのちの桜花賞2着馬。鍛えられているか高い素質を秘めることが要求される。