競馬予想 第12回 マーメイドS(GV)
別定戦だった一昨年までは頭数が揃わないことも多く、GT馬が順当に勝って低配当ということが多かった(9年中8回はGT連対実績馬が勝った)が、ハンデ戦となった昨年は9→3→11番人気の決着で大波乱。レース名はマーメイドSだが、中身は2〜3年前の愛知杯(ハンデ戦で2年連続大波乱)だと思った方がいい。よってデータ分析では一昨年までの傾向は一切無視する。
愛知杯が暮れに移動してマーメイドSがハンデ戦となったのは、ヴィクトリアマイルが創設されたため。GT級ではそちらに出走するのが普通なので、こちらに出走するGT級(昨年で言えばヤマニンシュクル)は疑った方がいい。ハンデも背負わされる。昨年は55〜57キロの1、2、4番人気が消え、49〜51キロが1〜3着だった。
2〜3年前の愛知杯では1〜3着馬6頭中3頭が前走で1000万や1600万に出走していた馬だった。前走1600万6着馬が勝ったりもした。同じく「牝馬限定・ハンデ戦」の福島牝馬Sでも似たような傾向が見られる。昨年のマーメイドSも、2〜3着は前走1600万で負けていた馬だった(1着は前走3歳オープン2着)。格や実績はまったく不問。不問というより、ハンデを背負わされるので過去の実績は邪魔。