競馬予想 第28回 小倉2歳S(JpnV)
連続開催8週目。芝は内が荒れて「外差し」馬場になっており、外枠が有利。京都開催だった10年前を除くと、1〜4枠[2・1・2・52]、5〜8枠[7・8・8・51]。6〜8枠が連対しなかった年はない。
内が荒れて外差し馬場、というのは他のファクターにも影響があり、京都開催時を除くと1番人気は[1・0・2・6]。なぜこうなるのかというと、1番人気になるのはフェニックス賞(4週目)の連対馬や開催前半の好走芝で好時計を記録した馬であることが多いため。1番人気で勝ったのは重馬場のフェニックス賞を勝った馬だった。
京都開催時を除くとフェニックス賞の勝ち馬は[1・1・0・4]。連対2頭はフェニックス賞1分10秒台で、フェニックス賞を1分8秒台で勝った3頭はすべて消えている。
パワー勝負なのでキャリアの浅い馬は厳しくなることが多く連対18頭中11頭はキャリア2戦以上、キャリア1戦だった7頭のうち、1勝目が芝1200Mだった馬は4頭だが、うち3頭は勝ちタイムが1分10秒より遅かった。速い時計は不必要。
高速芝の新潟芝を経験した馬は[0・0・0・4]。新潟の軽い芝を経験してしまうと、小倉最終日の荒れ芝はことさらに辛く感じるようだ。