競馬予想 第21回 セントウルS(GU)
スプリンターズSへのステップレースとなった最近7年とそれ以前ではレースの性格が違うのでデータは最近7年のものだけを採用する。
「夏の延長戦」で休み明けが不振の朝日CC、京成杯AHと同週。この2レースと違って明確な目標(スプリンターズS)があるステップレースだが、連対14頭中12頭は前走が7月以降。休み明けで連対した3頭中2頭は(1200Mの)GTを勝っていた馬で、もう1頭もGT3着馬。GT級でなければ克服できない。また、連対14頭中7頭は前走が8月の小倉芝1200M。やはり「夏の延長戦」という性格のレースとなっている。
「夏の延長戦」という色が出ているのは、牝馬の活躍が目立つ点。〔5・2・0・24〕と連対馬の半数は牝馬で、牝馬が1〜2番人気なら〔4・1・0・0〕。牡馬セン馬の1〜2番人気は〔1・4・4・0〕なので、人気馬に関しては牝馬の方が信頼できる。
性別に関わらず1〜2番人気は計〔5・5・4・0〕で4着以下なし。毎年1〜2番人気のどちらかは連対し、連対馬はすべて1〜6番人気。馬連平均配当は1380円で、2000円を超えたのは1度だけ。3連単でやっと万馬券(しかも100倍ちょっと)になるという、比較的堅いレース。