競馬予想 第40回 ステイヤーズS(GU)
中央競馬平地最長の3600M戦。一昨年優勝は春の天皇賞3着馬・ダイタクバートラム。ハンデGVから別定GUに昇格してレベルが上がった。
ハンデ戦当時から大波乱が少なく、平成12年が史上初の万馬券。ただし、本格派ステイヤーが減っているのは確か。一昨年のように本命馬がしっかりしていれば堅めの決着になるが、以前より荒れやすい状況になっている。
GUになった平成9年からの連対16頭を見ると、「オープン特別勝ちか重賞3着以内」を満たす馬が14頭。別定GUらしく、条件戦にしか良績がない馬は苦戦することが多い。
長距離オープンで上位常連馬が活躍。2400M以上で勝っていない馬は減点したい。上がりの競馬になっても、スタミナの裏付けがないと厳しい。
3歳馬と古馬の力の差がなくなる時期。菊花賞好走馬に注目したい。平成13年のマイネルデスポット(菊花賞2着)は消えたが、平成11年の優勝馬・ペインテドブラックは菊花賞0秒8差7着。平成15年のチャクラも0秒8差6着だった。掲示板に載るか1秒差以内だった馬は互角に戦える。該当馬がいれば要注意。
前走凡走馬の巻き返しが目立つのも特徴。一昨年の連対2頭の前走は、アルゼンチン共和国杯4、10着。別定戦になってからもこの傾向は続いているだけに、近況より適性を重視したい。