競馬予想 第25回 ローズS(GU)
オークス馬は〔0・0・0・3〕。桜花賞馬は〔2・1・0・3〕で着外3頭中2頭はオークス連対馬。1番人気は〔3・2・1・4〕だが、4着以下4頭はすべてオークス連対馬(オークス1着馬3頭とハナ差2着馬1頭)。
昨年、オークス2、5着馬が3、4着で、チューリップ賞(桜花賞トライアル)1、2着馬がそのまま1、2着馬だったのが象徴的で、オークス好走馬より桜花賞好走馬の方が強い。桜花賞馬の方がオークス馬より「仕上がり早」であり、春の実績馬は休み明けとなるローズSでは有利だとも言えるが、「マイラー向きのレース」だということ。2000M以上で連対歴があった馬は連対20頭中10頭だけであり、中距離実績は問われない。1800Mに短縮され、ますますこの傾向は強まるだろう。
桜花賞・オークス不出走馬は9連対。全馬が前走3着以内で、重賞以外で負けていた馬は1頭だけ。さすがにGT以外で凡走していると苦しい。ただし、前走実績は1500〜2600Mと幅広く、ここにも「距離実績は不問」という面が出ている。
連対騎手に妙な偏りがあり、武豊〔4・1・1・2〕、松永幹(引退)〔3・0・1・3〕、福永〔1・3・2・3〕。豪腕系ではない、牝馬GTに強い騎手が好成績を収めている。