競馬予想 第56回 ラジオNIKKEI賞(GV)
昨年からハンデ戦になったが、昨年のハンデは実質「賞金(実績)別定」だった。賞金800万の牡馬は54キロで、芝未勝利、2勝目が遅い、2勝目が平場という馬だと53キロ。オープン連対があると55キロで、重賞連対があると56キロ。
昨年の1、2着はハンデ54キロの牡馬(=オープン連対実績がない芝の500万特別を勝っている2勝馬)だった。トップハンデ(56キロ)で1番人気だった馬は4着。表面上の実績だけで2キロも積まれて泣いたという形だろう。
そもそもこのレースは、一昨年までも「オープン実績なし」という馬が強かった。連対20頭中14頭はオープン連対歴なし。オープン連対があった6頭中4頭は牝馬限定戦や2歳時のものだった。
これは前走にも表れていて、前走がGTだと〔2・2・2・25〕。特に前走(GTで)5着以内だと〔0・0・0・6〕とまったく不振。一方で前走が500万、1000万という馬が12連対している。芝1700M以上の500万〜1000万を勝ったばかりの馬に注目。
1番人気は〔2・0・0・8〕と大不振だが、前走500万〜1000万1着馬が1番人気なら〔2・0・0・1〕。つまり、前走がオープンだった1番人気は消える。