競馬予想 第24回 フェブラリーS(GT)
ここ5年すべて、1番人気馬が優勝と堅い。
前哨戦の2つを分析してみよう。根岸Sは6年前からフェブラリーSの前哨戦となった(それ以前は秋の開催)。その6年間で根岸S組が本番で連対したのは2頭のみ(2頭とも根岸→フェブラリーと連勝)。条件は、「根岸Sに勝っている」ことと、「過去に1600M以上の距離で勝ち鞍(1000万条件以上のクラスで)がある」こと。本番では平安Sや地方の交流戦から参戦する馬も多く、それほどハイレベルではない上に本番に条件も近い根岸Sを使うからには「勝てないと力不足」であり、「本番の200M延長」に対応できない馬はNGとなる。
平安Sは過去10年で6連対。その6頭の平安Sでの着順は[1・1・1・3]だが、ここでは脚質がポイント。連対馬6頭は全て平安Sでは「4角4番手以下から5着以内に入線」している。本番が直線の長い東京へ移るので、小回りを利して結果を出しているような馬は苦しい。
ステップは連対馬20頭の内、1800M以上だった馬が17頭と断然。その内11頭までが2000M以上からの参戦だった。最後にペリエ騎手についても触れておきたい。これまで8回騎乗して[2・3・1・2]と相性抜群。しかも1番人気馬に騎乗したことは一度もない。ペリエがいたら要注意。