競馬予想 第49回 スワンS(GU)
スプリンターズSの9月移行(平成12年)により傾向が一変。データは過去6年を参考にする。
実績上位馬の活躍が目立ち、連対12頭中10頭がすでに重賞を勝っていた馬。残る2頭には重賞2着、オープン特別勝ちの実績があった。重賞連対レベルが絶対条件で、オープン入着級の馬や条件上がりの馬ではどんなに好調であっても通用しない。また、距離実績も重要で、連対12頭中10頭に1600M以上で連対経験があり、ある程度長めの距離をこなせる底力も必要だ。総合的にみれば、狙うべきは1600M以上の重賞で連対実績がある馬。このタイプは連対12頭中半数の6頭が該当する。
ステップ面については、前走スプリンターズS組の活躍が際立っており、[4・3・2・14]の7連対。また、京成杯AH出走馬が[2・1・1・3]の好成績でこちらも要注目だ。休養明けの馬は[0・2・2・25]と不振。順調度重視が正解だろう。
1番人気は[0・1・1・4]と信頼度が低い。連対できなかった5頭のうち2頭が休養明け、2頭が重賞連対実績なしの「危険な1番人気」。連対馬の半数が6番人気以下で、配当的には波乱も十分。思い切った穴狙いもOKで、近況不振の実績上位馬の一変には特に警戒が必要だ。
過去6年で3回が前半3F33秒台で、34秒代前半は当たり前。ハイペース必至だけに脚質面では差しタイプを上位に取りたい。