競馬予想 第32回 エリザベス女王杯(GT)
昨年から春に牝馬GT(ヴィクトリアマイル)が新設されたが、秋の牝馬GTはこのレースだけで、ほとんどの牝馬は秋の目標レースに定めている。そのため、トップクラスの牝馬が順当に結果を出すケースが多く、連対馬20頭はすべて7番人気以内。人気薄の大駆けも期待できず、馬連配当も50倍以上は1度しかない(それでも52倍強)。
勝ち馬は10頭中8頭が秋華賞での連対実績馬。例外はトゥザヴィクトリーと前年繰り上がり優勝のフサイチパンドラだが、この2頭もやはりオークスで連対していた。やはり数少ない牝馬の中距離GTで実績をあげている馬が強い。逆に阪神JFや桜花賞のみでの連対実績馬は危険。
2年連続での連対馬も6頭おり、前年の連対馬には要注意。ちなみに、前年より着順を下げることはあっても2着→1着と昇級する馬はいない。
連対馬のステップはすべて秋華賞、府中牝馬S、牡馬混合GT〜GUのみ。前走着順は秋華賞と府中牝馬Sなら基本的には3着以内(例外が1頭ずつで、ともに5着)、牡馬混合のGT〜GUなら2ケタ着順でなければ問題ないが、その場合は「過去のGT連対実績」が必要。また、「前走牡馬混合GT〜GUで1秒差以内」だった馬は[5・2・2・2]と好成績を収めている。