競馬予想 第55回 神戸新聞杯(GU)
菊花賞が10月に移動して、神戸新聞杯が最終トライアルとなった最近7年分だけを参照する。
菊花賞が11月だったころの最終トライアル(京都新聞杯)もそうだったが、とにかく春の実績馬が強いレース。ダービー1〜3着は〔5・3・3・3〕。ダービー1〜3着から直行なら〔5・3・1・3〕で、中心はこの組。また、皐月賞1〜3着→ダービー4着以下という馬は〔1・1・0・2〕。つまり、連対14頭中10頭は皐月賞かダービーで3着以内に入った馬だった。
他の連対馬4頭はすべて皐月賞・ダービーともに不出走。つまり、皐月賞、ダービーに出走しながら1度も3着以内に入らなかった馬は消し。また、この4頭のうち2頭は前走1800〜2000Mの重賞1着で、他の2頭は2000Mの1000万連対。中距離の重賞を勝つか、2000Mで古馬相手に好走していないと厳しい。
春の実績馬と前走成績のいい馬しか連対しないので、波乱度は低い。1番人気は〔4・2・1・0〕。3着はダービー2着の後に海外遠征したエアシャカールで、普通の臨戦過程なら連対するし、危ないパターンでも3着は確保する。
全体でも連対14頭中12頭は1〜3番人気。馬連平均配当1000円以下という堅いレース。