競馬予想 第43回 金鯱賞(GU)
春の天皇賞ではなく宝塚記念を狙う中距離馬のためのステップレース。春の天皇賞とはあまり関連性がなく、前走が同年の天皇賞(春)だった馬は1番人気4頭を含み〔0・2・3・7〕。
前走が芝1800M〜2200MのGU・GVだった馬が11連対で最多だが、1着は3回だけ。他の1着馬は前年有馬記念以来=2(2回ともタップダンスシチー)で、前走オープン特別1着馬が5勝している。前走、芝2000〜2400Mのオープン特別1着だった馬は〔4・0・0・0〕。すべて1番人気ではなく、該当馬がいれば迷わず本命。
ただし、前走オープン特別1着馬が強いといっても「格下」が強いわけではなく、連対20頭中19頭はすでに重賞を勝っていた。例外は10年前の2着馬だけ。今後も例外が発生する確率は低い。
重賞未勝利馬が連対した10年前は馬連370倍と荒れたが、これを除けば馬連平均配当は1770円。波乱率の高いレースではない。
安藤勝、岩田、吉田稔といった地方系ジョッキーが計4連対。タップダンスシチーで3勝など計4勝の佐藤哲騎手もそうだが、当たりが柔らかくない騎手が活躍している。逆に不振なのは四位、福永、池添といった京都外回り(日経新春杯)に強い騎手で、3騎手で計〔0・0・2・10〕。