競馬予想 第55回 クイーンS(GV)
札幌開幕1週目(6〜7年前は2週目)に札幌芝1800Mで行われるため、前残りの傾向が非常に強い。7回中4回は逃げ切り勝ちで、4コーナー先頭の馬が勝てなかったのは一昨年だけだった。ただし、1000M通過60秒を切ると、トゥザヴィクトリーのようなGT級でなければ逃げ切れない。
連対14頭中11頭はすでに重賞を勝っているか、GI2着があった馬。別定の牝馬限定戦なので基本的に実績馬重視でいいのだが、あまりにも実績があると斤量がかなり重くなる。
56キロ以上は〔0・2・1・7〕。1番人気が2回2着しただけで、1〜3番人気が計6頭も4着以下になっている。中心は55キロ(10連対)で、「重賞勝ちやGT連対がありながら55キロ」という馬を本命にしたい。
年齢別では3歳〔1・1・3・12〕、4歳〔5・2・1・21〕、5歳〔1・4・3・25〕、6歳以上〔0・0・0・11〕。3歳で連対した2頭(ダイヤモンドビコー、オースミハルカ)は翌年(4歳時)も連対しているので、中心は断然4歳馬だと考えたい。強い馬は5歳になると56キロ以上になっていしまうという事情もある。実際、5歳の連対馬5頭はすべて55キロ。出世が遅れた、休養が長かったというタイプしか連対していない。