競馬予想 第26回 東海S (GU)
まず留意したいのは、このレースは純然たる長距離重賞だということ。連対18頭はフェブラリーS〔0・0・1・15〕だが、ジャパンCダート〔1・0・3・15〕。「小回り中京なら距離をもつ」というコメントが出ている馬は軽視したい。
それは血統面にも出ていて、ミスタープロスペクター系は〔1・3・3・19〕。スターキングマンやワンダースピードといった、2000Mで実績を残している馬でも「やっと2着」で、この系統で例外と言えるのはアフリートだけ。
前走アンタレSという馬が多く出走するが、成績は〔3・4・4・26〕。連対7頭中5頭は(アンタレSで)4コーナー7番手以降だった。アンタレSは「前有利」のレースだが、そこで不発だった差し馬が中京で一変する。京都1800Mより中京2300Mの方が差しは利く。
いわゆるグレー別定だが、59キロ(GT勝ちの牡馬)は〔0・1・1・3〕、58キロ(GU勝ちの牡馬)は〔1・0・1・10〕。人気で消える方が多いので軽視したい。1番人気は〔2・1・1・5〕だが、3着以下6頭中4頭は58〜59キロの牡馬、57キロの牝馬だった。