競馬予想 第69回 菊花賞(JpnT)
紛れが少なそうな長距離GTだが、1番人気は[1・1・2・6]と苦戦。これはダービー最先着馬が1番人気になるケースが多いことに原因がある。ダービー最先着馬で連対したのはスペシャルウィークとディープインパクトの超一流馬だけで、春の実績を買われて人気になっても、その期待に応えるのは容易なことではない。
配当も、平成12年に10月開催に移ってからは波乱傾向にあり、8回中5回が馬連5000円以上。
連対馬20頭中14頭がダービー出走組だが、この際、ダービーでの着順は不問(4、1、2、3、2、4、15、3、8、9、1、10、3、2着)。ただ、勝ち馬のダービー成績に限ると、4、2、2、3、1、2着と凡走例はない。逆にいうと、ダービー惨敗からは2着が精一杯。単勝狙いなら、ダービー不出走の上がり馬の方が買える。
菊花賞の開催が10月に移ってからの8年間では、前走・神戸新聞杯組が9連対と好成績。着順は、これまで6着からの巻き返しがあったが、神戸新聞杯の距離が延びたことで、5着や6着に負けている馬は今後は苦しいかもしれない。
近8年の連対馬14頭中、前走1着だった馬は3頭のみだが、7着以下もファストタテヤマの13着だけで、大きく凡走しているようだと減点。